【体力テスト】長座体前屈のやり方・コツを説明します!無料で使える学習カード付(富山県のかけっこ・体操・運動教室)

今回は、体力テスト・長座体前屈について説明します。
「長座体前屈が上手くできない…」
そのような方にとって、何か参考になれば、幸いです。
※小学校の体育の授業などで使える学習カードは、この記事の最後にあります。
動画で内容を確認したい方はコチラ
ステップ1 準備運動
まずは、長座体前屈の前の準備運動を確認しましょう。
測定前に身体を温めたり、筋肉を伸ばしたりすると、記録が伸びやすくなるので、しっかりと行いましょう。
・まずは身体を温めるために、軽くジョギングやスクワットを行う

・筋肉が温まったら、前屈や開脚、股関節まわりの基本的なストレッチを行う

準備運動は、分かりましたか?
長座体前屈をいきなり行うと、無理に身体を伸ばすことで筋肉を傷めてしまうかもしれません…。
ケガを予防するためにも、必ず準備運動を行いましょう。

ステップ2 測定の準備
次は、測定の準備について、説明します。
長座体前屈の正しい測定の準備を確認しましょう。

①背中とお尻を壁につける
※靴は脱いで、測定する
②腕を肩幅に広げて、自然に伸ばす
③測定器具の中に両足を入れる
※ひざを曲げたり、足を広げたりしない
④手のひらを、測定器具の手前の端にかかるように置く
※親指は台の下にかける

長座体前屈の測定の準備は、分かりましたか?
正しく記録を測定できるように、測定の準備のやり方を行いましょう。

ステップ3 測定方法
測定の準備が分かったら、次は、測定方法を確認します。
正しく測定ができるように、ポイントを学びましょう。

①ひざを曲げないように注意しながら、身体を前に倒す
②息を止めると、記録が伸びにくいので、息を吐きながら前に倒れる
③止まった位置で記録を測定する
※指で測定器具を押したり、反動をつけたりしない

測定方法は、分かりましたか?
ひざを曲げたり、指で押したりしてしまうと、正しい記録が分からなくなります…。
測定方法を守って、正しい記録を測定しましょう。
ステップ4 チャレンジ
準備運動、測定の準備、測定方法が分かったら、いよいよ、記録に挑戦です。
測定回数は2回です。
2回のうちの良い方の記録をとりましょう。
それでは、最後に長座体前屈の記録を伸ばすコツを確認しましょう。

・股関節を曲げて前に倒れる
※背中をなるべく伸ばす
・前を見ずに、太ももを見ながら倒れる
※両腕の間に頭を入れる
・息を吐く時に、スーと、測定器具を前に押し出すように倒れる
長座体前屈の記録を伸ばすコツは、分かりましたか?
長座体前屈は、前を見て背中を丸めたり、息を止めたりすると、記録が伸びません…。
良い記録を出せるように、ポイントを守って行いましょう。
まとめ・学習カード
今回は、体力テストの1つの種目である、長座体前屈を説明しました。
何か参考になれば、幸いです。
10歳くらいになると、筋肉よりも骨の成長の方が早くなり、柔軟性が失われやすくなります。
なので、この時期に運動やストレッチを行って、柔軟性を保つことが大切になります。
身体がかたくなってしまうと、ケガをしやすくなったり、運動のパフォーマンスが下がったりしてしまいます。
日頃から意識して取り組みましょう。
今回の記事の内容は、学習カードで学ぶことができます。
お家での練習や、小学校の体育の授業の教材などに、利用ください。
学習カードの利用について
・学習カードは無料でお使いいただけますが、著作権は放棄しておりません。学習カードのイラストや内容の著作権は、悟空Jr.アスリートスクールが所有します。
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・練習中のケガ・事故などは、責任を負いません。周囲の環境や体調・体力に合わせて、安全に練習を行ってください。