【体力テスト】シャトルランのやり方・コツを説明します!無料で使える学習カード付(富山県のかけっこ・体操・運動教室)

今回は、体力テスト・シャトルランについて説明します。
「シャトルランが上手くできない…」
そのような方にとって、何か参考になれば、幸いです。
※小学校の体育の授業などで使える学習カードは、この記事の最後にあります。
動画で内容を確認したい方はコチラ
ステップ1 実施方法・走り方
まずは、シャトルランの実施方法を確認しましょう。
・測定者は、スタートの線に並んで、音がなったら走り出す
・「ドレミファソラシド」の音が流れるので、次の「ド」までに線を超える
※次の「ド」までにスタートしてはいけない(早くつきすぎた場合は、線の上で待つ)
・2つの線を行ったり来たりして、折り返しができた回数を数える

・合図までに2回連続で線に到着できなかったら、終了して走るのをやめる
・合図に1回だけ遅れた場合、次の「ド」までに間に合えば、続けることができる
※合図がなるまでに、線を超えたり踏んだりしたら回数を数える

折り返し方は、分かりましたか?
折り返す時に、他の測定者とぶつからないように注意しましょう。
続いて、シャトルランの走り方を確認します。
・長い時間を走る場合は、体力を使いすぎないように、腕や足を軽く小さく動かす

※短距離を走るように、腕や足を大きく動かすと体力を使いすぎてしまう
・「ドレミファソラシド」のリズムは、約1分ごとに速くなるので、走るペースもそれに合わせて速くする
※はじめの遅いリズムの時に、速く走りすぎると体力を使いすぎてしまう

走り方は、分かりましたか?
シャトルランをする時は、体力(スタミナ)が大切です。
体力をなるべく使わないような、走り方を目指しましょう。
ステップ2 基本的な折り返し
次は、線の折り返し方について、説明します。
間違った折り返し方を行うと、体力を無駄に使ったり、記録が伸びなかったりしてしまいます…。
シャトルランの基本的な折り返し方を確認しましょう。
・線を超えて折り返す時は、疲れにくくするために、動きを小さくする

・手前から少しずつ走る速さを遅くして、線を少しだけ超える
※急に止まったり、線を大きく超えたりすると、足の負担が大きくなって疲れやすい


シャトルランの基本的な折り返し方は、分かりましたか?
必要以上に速く走ると、上手く止まることができず、線を超えてしまいます…。
手前で減速して、線を大きく超えないように注意しましょう。
ステップ3 線上で回転する
基本的な折り返し方が分かったら、次は、線の上で回転して折り返す方法を確認します。
折り返すのに時間がかからなければ、その分、記録を伸ばすことができます。
1つレベルの高い、効率的な折り返し方を学びましょう。
・線の上で回転して折り返すのは、はじめのゆっくりのペースの時が良い

・線の5メートルほど前から、少しずつ走る速さを遅くする
・合図と同時に、折り返しの一歩をふみ出せるように、走る速さを調整する
・折り返す時は、身体の向きを変えながら、片側の足で線を超える
・合図がなったら、線を踏んでいない反対の足で一歩をふみ出す
線上で回転して折り返す方法は、分かりましたか?
ペースが遅い時は、この方法で体力をあまり使わずに折り返すことができます。
上手くタイミングを合わせて、折り返しましょう。
ステップ4 走りながら折り返す
実施方法、走り方、折り返し方が分かったら、いよいよ、記録に挑戦です。
1回だけ本番を行って、記録をとりましょう。
記録を伸ばしていくと、ペースが速くなっていきます。
その時は、走りながら折り返す方法に変えなければいけません。
最後に、走りながら折り返す方法も確認しましょう。
・ペースが速くなってきたら、走りながら線を超えて折り返す

・線の手前で、走る速さを遅くしすぎない
・線の上を走り抜けるように折り返す

記録を伸ばすためには、折り返しの動きを小さくすることが大切です。
そして、折り返す時の走る速さも下げたくはありません。
なので、走りながら折り返す時は、なるべく小さい動きで、走る速さも下げないようにすると良いです。
まとめ・学習カード
今回は、体力テストの1つの種目である、シャトルランを説明しました。
何か参考になれば、幸いです。
シャトルランは、全身持久性(スタミナ)を調べることができます。
この能力が高いと、運動を長く続けることができます。
つまり、サッカーやバスケットボールなど、長く運動を続ける競技では、後半の時間もパフォーマンスの低下を緩やかになります。
また、繰り返し練習しても疲れにくいので、運動の技能も向上しやすいです。
今回の記事の内容は、学習カードで学ぶことができます。
お家での練習や、小学校の体育の授業の教材などに、利用ください。
学習カードの利用について
・学習カードは無料でお使いいただけますが、著作権は放棄しておりません。学習カードのイラストや内容の著作権は、悟空Jr.アスリートスクールが所有します。
・営利目的での使用を禁止します。
・練習中のケガ・事故などは、責任を負いません。周囲の環境や体調・体力に合わせて、安全に練習を行ってください。