【体力テスト】ソフトボール投げのやり方・コツを説明します!無料で使える学習カード付(富山県のかけっこ・体操・運動教室)

今回は、体力テスト・ソフトボール投げについて説明します。
「ソフトボール投げが上手くできない…」
そのような方にとって、何か参考になれば、幸いです。
※小学校の体育の授業などで使える学習カードは、この記事の最後にあります。
動画で内容を確認したい方はコチラ
ステップ1 握り方
まずは、ソフトボールの正しい握り方を確認しましょう。
・自分の手の大きさに合わせて握り方を変える
・手が大きい場合は、人差し指、中指、親指の3本の指で、ボールをはさむように握る

・手が小さい場合は、薬指や小指もボールにかけて、全部の指を使ってボールを握る

※ボールのぬい目に指をかけるように握ると良い
握り方は、分かりましたか?
上手く握れていないと、ボールに力を伝えることができません…。
まずは、ソフトボールをしっかりとボールを握れるようになりましょう。

ステップ2 ボールの投げ方
次は、ボールの投げ方について、説明します。
間違った投げ方を行うと、記録が伸びませんし、肩やひじを痛めてしまうこともあります…。
ソフトボールの正しい投げ方を確認しましょう。
①身体を横に向けて手足を広げる

②前の足を上げて後ろに体重を乗せる

③上げた足を前に出して身体を前に向ける

④手よりも先にひじを前に出して、ボールが頭の上を通るように投げる

⑤投げた後もボールを見て、姿勢をくずさない

ボールの投げ方は、分かりましたか?
正しい投げ方は、全身を大きく使うので、記録が伸びやすいです。
正しい投げ方ができるように、練習しましょう。

ステップ3 ステップのやり方
ボールの投げ方が分かったら、次は、ステップのやり方を確認します。
ステップを行うことで、さらにボールを勢いよく飛ばすことができます。
記録アップを目指して、ステップを学びましょう。
①足を軽く上げて準備をする

②上げた足を前に出す

③地面をけって後ろの足を前の足に寄せる

④前の足をさらに一歩、前に出して投げる動きに入る

⑤後ろの足が勢いあまって前に出て、線を超えないようにする


ステップのやり方は、分かりましたか?
記録を伸ばすためには、勢いが大切です。
線を超えない程度に、しっかりとステップをしましょう。
ステップ4 チャレンジ
握り方、ボールの投げ方、ステップのやり方が分かったら、いよいよ、記録に挑戦です。
計測回数は2回です。
2回のうち、良い方の記録をとりましょう。

・測定者は、円の内側に立って、線を踏んだり出たりしないように投げる
・2本の線の内側にボールが落ちた場合にのみ、計測する(メートル未満は切り捨てる)
・投げ終えたら、一度、止まってから円の外に出る
※円の直径は2m、線の幅は30°
※あらかじめ5mおきに目印をつけるとやりやすい

ソフトボール投げで線を超えてしまうと、ファールになって記録を残せません…。
勢いよくボールを投げますが、線を超えないように注意しましょう。
また、ボールは斜め40°ほどに向かって投げると、遠くに飛びやすいです。
やや高めを目指して、ボールを力いっぱい投げましょう。
まとめ・学習カード
今回は、体力テストの1つの種目である、ソフトボール投げを説明しました。
何か参考になれば、幸いです。
投げる運動は、全身の瞬発力や連動性が必要なので、テニスなどのラケットを振る動作に、よく似ています。
つまり、ソフトボール投げを行うと、ダイナミックで力強い身体の使い方が、自然に分かってきます。
しかし、近年はソフトボール投げの全国平均が下がっています。しっかりと投げられるように練習しましょう。
今回の記事の内容は、学習カードで学ぶことができます。
お家での練習や、小学校の体育の授業の教材などに、利用ください。
学習カードの利用について
・学習カードは無料でお使いいただけますが、著作権は放棄しておりません。学習カードのイラストや内容の著作権は、悟空Jr.アスリートスクールが所有します。
・営利目的での使用を禁止します。
・練習中のケガ・事故などは、責任を負いません。周囲の環境や体調・体力に合わせて、安全に練習を行ってください。