【縄跳び】交差跳び(前)のやり方・コツを説明します!無料で使える学習カード付(富山県のかけっこ・体操・運動教室)

今回は、縄跳びの交差跳び(前)のやり方について説明します。
「前の交差跳びが上手く跳べない…」
そのような方にとって、何か参考になれば、幸いです。
※小学校の体育の授業などで使える学習カードは、この記事の最後にあります。
動画で内容を確認したい方はコチラ
ステップ1 手の位置・持ち方

手の位置や持ち方が正しくないと、上手く跳ぶことができません…。
なので、まずは、クロスのやり方を確認しましょう。
①身体の前で手をクロスさせる
②持ち手が身体の外に出るくらいクロスさせる
③おへその高さでクロスさせる
④持ち手は横に向ける(上や下に向けない)
※クロスの位置を小さくしたり、高くしたりしない

クロスのやり方を確認したら、次は持ち方を確認しましょう。
持ち方は、マウス持ちをおすすめしますが、やりにくい場合は、リモコン持ちで大丈夫です。
①人差し指を持ち手にそって伸ばす
※パソコンのマウスのように持つ
②他の指は包むようにして、握りしめずに持つ
※ジャンケンのグーのように、しっかりと握らない

クロスの位置と、持ち方は、分かりましたか?
なお、低年齢の子は、ビニール製のロープではなく、綿製のロープの方が重みがあって回しやすい場合があります。
自分に合った縄跳びを選んだら、次のステップに進みます。
ステップ2 片手で回す

次は、縄の回し方を確認します。
まずは、ジャンプをせずに、片方の手に両方の持ち手を持って縄を回す練習から始めましょう。
①縄跳びの両方の持ち手を、片方の手に持つ
②手をクロスにして手首を使って、縄を小さく前に回す
※縄が大きく回りすぎたり、乱れたりしないように注意する
③回す時に、クロスの位置が上がったり、ひじが大きく動いたりしないようにする
④慣れてきたら、反対の手で回したり、回しながらジャンプしたりする

※手が前に出たり、クロスを回す向きが横に向いたりしないように注意する
新しい動きを、いくつも同時に行うのは、大変です。
なので、縄跳びに限らず、スポーツの練習をする時は、動きを分けて行うと、最初はやりやすいです。
まずは、片手で縄を回す練習から、慣れていきましょう。
ステップ3 回して手をクロス

回し方が分かったら、次は、縄を回して手をクロスにします。
①前跳びの最初の動きと同じように、縄を後ろから前に回す
※この時、持ち手を横に向けながら回すと、次の動きでクロスにしやすい
②手をクロスにして、身体の前で縄を止める
※クロスはおへその高さで、持ち手が身体の外に出るくらい大きく行う
③慣れてきたら、手をクロスにした状態でジャンプして縄を跳びこす
④ジャンプをした後に、クロスの状態のまま、身体の前に縄を回す

手をクロスにした状態で縄を跳びこすのは、慣れるまで時間がかかります。
まずは、ステップ3の練習で、1回だけクロスで跳ぶことを目標にしましょう。
ステップ4 チャレンジ

回して手をクロスができるようになったら、いよいよ交差跳び(前)にチャレンジです。
いきなり連続で跳ぶのではなく、1回、2回と少しずつできる回数を増やすことが上達のポイントです。
①前跳びを2~3回ほど行った後に、手をクロスにする
②慣れないうちは、クロスにした状態で大きくジャンプして、1回だけ縄を跳ぶ
③慣れてきたら、小さくジャンプして、2回、3回と続けて跳ぶ

交差跳び(前)を連続で跳ぶ時は、小さな跳び方で行います。
そして、連続で跳ぶ時は、足がバラバラにならずに両足をそろえたり、動き回らずに同じ場所で行ったりしましょう。
上手く跳べるようになったら、連続で跳べた回数や、10秒や1分などの制限時間で跳べた回数を数えると良いです。
なお、10秒で25回~30回以上、跳べるようになると、つばめ(交差二重跳び)などの技も行いやすくなります。
たくさん跳べるように、何度も練習しましょう。
まとめ・学習カード
今回は、縄跳びの手をクロスにして跳ぶ交差跳び(前)を説明しました。
何か参考になれば、幸いです。
交差跳びは、手をクロスさせたまま縄を回します。その回し方に慣れなくて、挫折してしまう子もたくさんいます。
なので、まずは腰のあたりでひじや手首を使い、リズムよく回せるように練習しましょう。
この時、両方のひじが重なるくらい、しっかりとクロスさせることが大切です。ポイントを守って練習していきましょう。
今回の記事の内容は、学習カードで学ぶことができます。
お家での練習や、小学校の体育の授業の教材などに、利用ください。
学習カードの利用について
・学習カードは無料でお使いいただけますが、著作権は放棄しておりません。学習カードのイラストや内容の著作権は、悟空Jr.アスリートスクールが所有します。
・営利目的での使用を禁止します。
・練習中のケガ・事故などは、責任を負いません。周囲の環境や体調・体力に合わせて、安全に練習を行ってください。